ASDのある子どもの

講演会で配布された抄録。
詳細は前回のプログラムを参照してください。
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講演Ⅲ要旨

自閉症スペクトラム障害のある子どもへの支援において、最も身近な存在である家族への支援は大きな意義を持っています。子どもへの支援と同様に、家族支援においても、ライフステージに沿った早期からのアプローチが重要だと考えられています。特に幼児期には診断告知や集団参加が始まるため、家族の不安やストレスが高まりやすく、これらを軽減するような支援が求められます。また、家族の障害受容や家族同士の支え合いを支援していくことも重要だと考えられています。
家族への早期支援方法としては、障害に関する知識やそれに基づく育児方法の伝達を基本とする心理教育的なアプローチや、子どもの行動に注目したペアレントトレーニングなどがあります。また、障害のある子どもの家族同士のエンパワーメントを重視したピアカウンセリングも有効な支援方法だと考えられています。今回は、これらの支援方法について、愛知県心身障害者コロニーで実施している実践研究の内容を中心にお話しします。